数学の本を2冊紹介します

趣味の数学
なゆた
なゆた

最近算数、数学の学びなおしの本を見かけます。

3年位前に買った本と、最近買った本の2冊を紹介したいと思います。

  1. 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!(かんき出版)
  2. 中学数学をはじめからていねいに(東進ブックス)

1 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

2019年に出版された本です。 

この本は、教える人「東大の先生」と教わる人「私」の会話形式で進んでいきます。教わる人は、数学で挫折を経験している文系の人です。

数学について「なぜ数学を勉強するのか?何の役に立つの?」とよくある質問について、教える人が解説する所から始まります。

そして、2次方程式、関数、図形という3つの内容で、中学校3年間の数学の学びなおしをサポートするコンセプトで作られています。

また、「猫のハウスを作ろう」というような身近な問題を例にして、この問題を解くために必要な数学の説明をしています。それが最終的に、中学校3年間の数学の内容につながっていきます。

数式も、〇、🔲などの図形を使って表現している部分もありますので、アルファベットや記号だらけの数式を見るのも嫌だという人にも、優しい作りです。

じっくり、理解しながら読める本だと思います。

2 中学数学をはじめからていねいに

2024年2月に出版されたばかりの本です。

数学の問題集で見たようなタイトルの本があって、参考書?と思って手に取ったら、漫画のようなコマ割りになっていました。先生役と生徒役が2匹、合わせて3匹のキャラクターが登場します。

教科書の補足説明的な本ですが、生徒役の2匹のキャラクターの性格もうまく生かして話が進んでいきます。絵での説明が豊富なため、考え方のイメージもつかみやすいと思います。文章を読む、というよりは1コマずつ見ながら進んでいく本です。数式も図形も書かれています。

東大の・・・と違う点は、中学校で学習する内容を一通り解説しているというところです。

漫画のようにサラッと読めませんが、文章で説明している本よりは読みやすいです。

まとめ

2冊紹介しましたが、この他にも大人の算数・数学の学びなおしの本はたくさん出ています。

なゆた
なゆた

まずは、手に取って見てください。

なゆた(悪だくみ)
なゆた(悪だくみ)

おまけ

「笑わない数学」は、NHK総合テレビで放送されていた異色の知的エンターテインメント番組です。パンサー尾形貴弘さんが難解な数学の世界を大真面目に解説し、リーマン予想やフェルマーの最終定理などの難問をギャグ封印で分かりやすく掘り下げています。この番組が本になっていました。まだ、表紙しか見てませんが読みたいと思います。